かどのオタレポ

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9人で紡ぐ最後のステージ━━2期最終回&全体感想会

ご無沙汰してます。かどです。

 

最近一気に冷え込みましたね。寒暖差耐性が弱々なもんで、現在進行形で風邪ひき状態です😷

コロナもまだまだ油断出来ないので気をつけていきたい今日この頃。

 

さてさて、本題へ

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昨日、遂にスパスタ2期の最終回が放映されました。

どのアニメでもですけど、やっぱ12話ってあっという間ですね...

 

ではまず最終回単体の感想をあらすじと共に

不満点なども出たりするので見たくないって方はご注意ください🙇‍♀️

 

 

・留学っていうシリーズお馴染みの問題。

かのんは行かない、対してちぃちゃんは夢のため、行って欲しいと意見がぶつかる11話のラストからのスタート。

ちぃちゃんの言葉を受けて、悩むかのん。それと同時に他のメンバーの思いも描かれました。

行って欲しい気持ち、夢を追いかけて欲しい気持ち、けれどかのんがいなくなったら... 

様々な思いを抱えつつも、各々は結論を出していく。

・お母さんやマルガレーテの言葉を受け、覚悟を決めたかのん。ちぃちゃん達もそれを応援すること、更にラブライブ優勝へとより決意を固めたLiella!。

 

ちぃちゃん、ほんとにいい子...

幼なじみであり、一番遠くに行って欲しくないと思ってるのは彼女自身のはず。

けれど、親友のまたとないチャンスをしっかりと応援し、かつて背中を押してもらったように、今度は背中を押してあげられる。そして親友のために涙を流せる...

 

2期全体を通して、ちぃちゃんは特に成長したキャラだと思います。1期の時点だと正直幼なじみの為に退学まで覚悟するのやばいなとか思ってましたけど、ガラッとイメージ変わって、親友思いの最高最適な子って感じに。

歴代の幼なじみポジションの中でも一番良いなって思いましたね。

 

・そして練習を重ね、迎えたラブライブ当日。

それぞれの思いを胸に9人はステージへ。観客席には今まで関わった沢山の人達が。

 

サニパの2人の「ステージが遠く感じる」って言葉は響きましたね。自分たちなら勝てると信じての今回の敗退。Liella!のライバルとして、応援する気持ちはある中、やはり消えない悔しさ。無印のA‐RISEの3人もきっと同じような気持ちだったのかなと。

 

新曲「未来の音が聞こえる」は歴代の決勝曲からするとかなり落ち着いた歌ですよね。けどLiella!らしさを出すと言う点ではぴったりの曲でした。

自分は基本的に今回みたいな綺麗なハーモニーよりかはギルキスとかDiverDiveみたいなアップテンポ寄りのが好みなんですけど、Liella!は意外と例外だったり。今回は9人ですが5人で歌った「Wish song」は特に好きですね。

あと、最後の振り付けはデビューシングルの「始まりは君の空」の振り付けを意識してるんでしょうか。手を繋ぎ、1歩踏み出す。曲名の通り「未来」へ5人から9人となって向かっていくって思いが伝わって感動しました。

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・そして...結果は優勝🏆 

部室で優勝旗をぶん回して喜び合うメンバーたちはそれぞれの思いに浸る中、何故かいるかのんをつまみ出すかのように送り出します。

 

...なーんかあっさり優勝してるし笑

この辺もうちょい描いても良かったのでは?

まあ何はともあれ、喜ぶメンバー。個人的にオニナッツ〜 § ˘σ ᴗ σ˘§ の「1番を取りたい」っていうなんてことの無い夢でしたが、それがこんな大きな形で叶ったっていうのは嬉しかっただろうなってとても思います。

 

さて...ここから問題のシーンでございます

・皆の思いを受け、送り出されたかのん。けれどそんな彼女の目の前に現れたのはマルガレーテ。よく見ると結女の制服を着てるじゃないですか。

そして彼女の口から一言「留学は中止になった」

困惑するかのん、そしてその口から出た言葉は...

 

「どうなっちゃうの〜〜!?」

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〜完〜

 

 

こっちのセリフじゃい‼️‼️‼️

 

......え?????

あの、すいません、今回の前半パートの意義とは...?

いやまあ、無印2期の終わりも似た感じでしたけど、あれは優勝、卒業式を経ての延長戦なので納得できる部分あるんですよ

 

...いやーーまさかの終わり方でした笑 未だにモヤモヤしてます()

ラブライブシリーズですし、まあなんかあるんだろうなとは思ってましたけど、ちょっとあまりにもあっさりしすぎてましたね...

せめて優勝の余韻がもう少しあれば...

いや、どの道あの終わり方だとちぃちゃん達の覚悟がなんにも意味無くなっちゃうんで結局か...

とりあえずちぃちゃん推しは怒っても仕方ないと思います。あれだけ覚悟を決めて送り出したのに...全部パー☀️になっちゃってましたから()

 

まあともかく、色々と腑に落ちない点もあった最終回でした。正直もう少しこの点については言いたいことがありますが、まあ過ぎたことなので置いときましょう笑

 

では続いて2期全体を通しての感想を

良かった点としては

「2期生メンバーの見せ方」

「かのんの大会にかける思い」

の2点です。

 

この中の1つ目は特に注目ポイント。

2期生発表当時はどうなるのかと心配だった2期生の扱いでしたが...正直かなり良かったと思います。一人一人が埋もれたりすることがあまり無く、しっかりとキャラとして定着していた印象です。

きな子は最初こそパッとしませんでしたが、ひたむきに頑張る姿はなんとなく応援したくなりましたし、出身の北海道設定がしっかりと活かされたセリフもあり、結果的にしっかりとキャラも立った良い子だなと感じました。

四季メイ、この2人はまあそもそも埋もれないだろうなぁとは思ってました笑 四季に至っては序盤から「あ、ヤバいやつ」って思ってましたし()

それでもたまに可愛い所があったり、要所要所に出てくるネイティブだったりもあって、まあキャラは完全に目立ってましたね。

メイは本当に万能な子。基本的にはまとめ役ですが、時には可可とボケに回ったり、時には恋を咎めるしっかりとした役であったり、色んな部分で活躍してくれるので素直に見てて面白くて良い子

なので好きになる人も多そうだなって思いました。

§ ˘σ ᴗ σ˘§ は...いや、かなり良かったキャラだと思います。5話辺りで少しヘイトを向けられてましたけど、最初から最後までブレることの無いマニー💰への執着、物怖じしない先輩への態度がいい意味でずっとインパクトを残してたと思います。後、個人的には彼女の抱く夢も良かったなと。「一番になりたい」という決して大きすぎない、けれど誰しもが共感できる分かりやすい目標であったのが親近感が湧いて応援したくなりましたね。ラブライブ優勝という大きな「一番」が取れて涙する所は本当に良かったです。🥲

あと、この4人を基本的に固まらせていたのは良かったと思います。個性は違えど、同じ悩みを持つ仲間として同じ壁を乗り越えていく姿はリアルな「後輩」の感じが出ていましたね。

 

2つ目のかのんについてですが、これには良い所悪い所両方って感じです。

OPの歌詞にもあるように絶対に「勝ちたい」って気持ちが彼女中心にグループ全体に伝わっているのは要所要所感じました。9話のこのシーンなんかは特にそうです。

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1期序盤のかのんからは想像できない怒り。本気さが伝わってグッときましたね。中の人の伊達さんの演技も凄かった...将来有望すぎますよこれは👍👍

しかしその反面かのんさん、あなたちょっと出すぎじゃあないですかね...笑 1年生の勧誘の際には何故か必ず現れるし(オニナッツの勧誘は無理やりすぎて笑ってました)、急に走り出したりと。リーダーってのは分かりますけど、もうちょい他のキャラで描いてもよかったんじゃないかなと思いました。

 

では続いて逆に悪かった点について

「可可の前半のイメージ」

「イマイチ新鮮味にかけるストーリー」

 

1つ目についてですが...いやまあ9話のクゥすみを見せるためだったのは分かります。ただあまりにもそれが長かった。あの回が来るまではもうひたすらすみれに悪態を着くだけのキャラで固定されちゃって...かなり印象は悪くなってしまったのでは?1期3話辺りまでのスクールアイドルの情熱を持った面白い子ってイメージが好きだったので、それがだいぶ薄れてしまった様な気がして残念でしたね...。

 

続いて2つ目ですが、これは主にマルガレーテの立ち位置なんかも関わってくると思います。グループであるLiella!に対し、ソロで挑む構図はニジガク2期に近しいものもあって、いいと思います。けれど、そもそものマルガレーテの出番が少なかった...。最初の方「澁谷かのん」ってセリフしかないし、BOTじゃんとか言われてましたもんね笑 1期におけるサニパのような立ち位置や立ち回りであれば、またストーリーにも大きく変化があったのかなと。

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あまり強い言葉を使うなよ...?

この世界じゃただの負けフラグなんだよな...

 

また、Liella!の方のストーリーも全体的に見ると少し薄かった印象です。メンバーを集め、練習し、大会優勝。ラブライブらしい流れではあるんですけど、初代のオマージュを意識してる部分もあり、新鮮味がないんですよね。

3話のライブシーンやオニナッツ加入直後のライブシーンなど、所々で腑に落ちない部分もあり、困惑したというのも印象の薄さに繋がったのかもしれません。3話は何故あのパフォーマンスを代々木の大会でやらなかったのか。また先程も少し言いましたが、オニナッツ加入についてはちょっとあまりにもかのんが無理やりすぎる気がしてなりません笑 

まああとは2年生までが限界である以上、各シリーズにおいて山場になりやすかった「卒業」を描けなかったのが印象の薄さに繋がったのはあると思います。まあここについては3期で描かれることを期待しましょう。

 

という感じでしょうか。

これらを踏まえた総合評価なのですが

「良くも悪くもラブライブだった」

という評価です。

予め言っておきますが、決して駄作なんかではなかったと思います。キャラの立て方、ストーリー、ラブライブらしさはしっかりあり、ファンの方にはこの話大好きという回があったり、全体的に見ても面白いと思う人もいると思います。しかし、私個人としては「The普通」という感じです。

まあこれもある程度ラブライブに慣れたからこその感じ方なのかなと。心のどこかでニジガクのランジュ登場時のような絶大なインパクトを欲してるんだと思います。

そういえばかのんが仮に留学していたら、もしかしたら後に来る後輩が部を「支配シテアゲルワ!!」なんてこと(殴  (20章...うっ頭がっ)

 

 

とはいえ、これで終わりじゃないのがスパスタ。先程少し触れましたが、早くもシリーズ初の3期が決定し、更には一般公募での3期生メンバーの募集が始まりました。どんな方がメンバーになるのか、楽しみです。💫

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また、数ヶ月後には2期楽曲を中心とした3rdライブも控えており、2期生含めたLiella!の新しいパフォーマンスの初披露。今回のアニメだけでも多くの曲が出ているため、どの曲のパフォーマンスも素晴らしいものになるといいなと思います。

 

今後もますます発展していく、Liella!と「ラブライブ!スーパースター!」というコンテンツ。

その軌跡をじっくりと見届けて行きたいなと思います。

ではでは今回はここまで。

長文となりましたが、ここまでのご閲覧誠にありがとうございました!

 

それではまた👋  § ˘σ ᴗ σ˘§オニナッツ~

(Simejiにてオニナッツと入力するとこの絵文字が出るようになってます笑 作った方天才か?)